「漱石先生!!」
「インド象がパオーーーッと……」
「わかった!モールス信号だ!!」
「黒蜥蜴は監督の家に向かったんだ!!」
「中野へっ!!」
……なんだかわからないけど、なぜか警部を背負って走る太郎。特に台本には書いていない……。
監督(今井義博)
「やっぱり僕の映画は傑作だったんだ!!評論家め、ざまぁみろっ!!」
太郎
「警部さん、130円持ってますか?」
警部
「130円?私の月給と同じじゃないかっ!!」
太郎
「今の人は切符を買わずに入りましたよ。かわりに何かを駅員に見せて。よし、僕らもあの手で通りましょう」
「私の前世はカエルでね。ピョンコピョンコピョーーーン!!」
「きっぷだぁっ!!これさえあればこっちのものだっ!!どーだーーーっ!!このきっぷが目に入らんかぁぁぁぁぁっ!!頭が高ぁぁぁぁいっ!!」
「警部さんっ!!」
「TV」と窓に書く太郎。
「奇跡って起こるのよ。起こらないって思ってる人には、絶対に起こらない。でも、今夜のあたしはそうじゃなかった。」
ゆきみ
「あたしだって西川浩幸に会いたいって思ってたよ。」
すずこ
「奇跡を起こそうよ、もう一度」
ゆきみ
「どうやって?」
すずこ
「見つけられるって信じて探すのよ。芥川龍之介のように」