[8月6日(水)]
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いやーー、ついに観てきました、『緑の街』完成品!!
その感想を書く前に、皆さん、今まで自分の顔が特大スクリーンに映し出された経験ってありますか?! 子供の頃、8mmカメラ(ビデオじゃなくて)で撮ってもらったものをおじいちゃんに見せてもらったことと、キャラメルボックスのビデオ上映会や僕の結婚式で、アップになったものが映写されたことぐらいですね、僕の場合。
で、今回、「映画に出演させていただく」ということは頭でわかっていたのですが、「映画のスクリーンに自分の顔が映る」ということは、実際に今日観るまで、全く想像していなかったのです。だって、想像できることじゃありませんったら。
というわけで、今日の感想。
みんな、
観ないでください。
……おいおいっ!!
……だって、自分の顔なんて、鏡の中かせめてテレビぐらいしか見たことがないのに、いきなりオープニングからどかーーんとアップがぁっ!! その瞬間、もう呼吸が止まりました。まじで。「げげげーーっ!!こんなにアップで撮ってたんだーーーーっ!!!!!!!!」と、ほんと、死にそうになりました。見られたくなーーーーいっ!!
それが、忘れた頃にやってくるんですよ。僕のアップが。これがもう、僕にとってはサブリミナル効果となって、「おまえのカオはデカイ」「おまえのカオはデカイ」「おまえのカオはデカイ」「おまえのカオはデカイ」「おまえのカオはデカイ」「おまえのカオはデカイ」と何度も何度も脳髄に刷り込まれていくようで……。監督、ごめんなさい……。皆さん、ごめんなさい……。デカイ顔は生まれつきなんです……。しかも僕のこどももデカイんです……。小田さん、できることなら、僕の出番、半分に減らしてください……。心臓に悪いので……。
実際、映画を撮っている間は、『水戸黄門』にたとえると、お白州で殿様の近くにいる刀を持ったお侍さん、ぐらいのつもりだったんですね。ところが、今日見てみたら、なんとっ!! 助さんなんですよっ!!僕がっ!! うぎゃーーーっ!! もちろん、渡部さんと中島さんが、主人公の恋し合う二人で、尾藤さんがその二人を陰で見守る番頭さん、泉谷さんが、最初は二人の恋路を邪魔しようとする油問屋の親父さん、実はいい人、って感じ……。そして、黄門様が津川雅彦さん、格さんは大江千里さん、風車の弥七が大寳智子さん、そしてうっかり八兵衛がウチ(キャラメルボックス)の菅野良一、というわけ。(※筆者注:『緑の街』のストーリーは、『水戸黄門』とは全く似ても似つかないものであるのは言うまでもありませんぞ。)
いやー、僕のアップなんかどんどんカットされるだろーと思ってたんですけど、想像していた3倍も出ていてびっくりしてしまいました……。
あ、僕のことなんかどうでもいいんでしたね。映画映画。
……実を言うと、自分のふがいなさばかりが気になって、その次に菅野が気になって、その次にちょこちょこ出てくる劇団の連中が気になって、ぜーーんぜんストーリーに集中できなかったのでした……。ううううう。でも、明樹の振り付けたダンスシーン、ちゃんと顔がわかるくらいに使っていただいてて、感動してしまいました。
あ、そんなこともどーでもいーですね。
内容としては、ほとんど気もそぞろだったというのに、あそことあそこでは泣いてしまいました……。うううう、尾藤さん、泉谷さん、ええわー。
それにしても、小田さんの映画なのにこんなに音楽がかからないなんて、すごく意外。でも、セリフや「画」に小田さんテイストがたーーーーっぷりっ!! 「野口」の演技以外は、もー、大期待していただいてOKだと思いますよーーーっ!!
観ていて不思議だなー、と思ったのは、小田さんの音楽が持つ透明感が、ちゃーんと映像にも反映されている、ということ。音楽と映像、というと、ジャンルが全く違うものだというのに、「表現したいもの」がちゃんと表現されている。スゴイことですねー。小田さん、今度は舞台やる、とか言い出したりして……。その時はまかしてください。
などと思いながら、ろくに小田さんにご挨拶も出来ずに、おたおたと逃げるように帰ってきた私でした……。