1999ハーフタイムシアターダブルフィーチャーVol.3
『広くてすてきな宇宙じゃないか』曲目リスト
使用曲目リスト
No. シーン アーティスト 曲名 アルバムタイトル レーベル
ニュースプラネット EVE Sugar Sugar CHERIE SONY(廃盤)
オープニング Louis Armstrong What A Wonderful World What A Wonderful World MCA VICTOR
おばあちゃんがやってきた DavidLanz Spiral Dance CRISTFORI'S DREAM NARADA(輸入盤)
歓迎パーティー The Count Basie Orchestra CHICAGO HIGH VOLTAGE MPS(輸入盤)
クリコの部屋 DavidLanz Leaves on the Seine NIGHT FALL NARADA (輸入盤)
ヒジカタの決意 savage gardes break me shake me braek me shake me SONY
ロイター板 David Lanz Leaves on the Seine NIGHT FALL NARADA(輸入盤)
あの子の冬を終わらせるために BRUCE HORNSBY
and the Range
The Way It Is the way it is RCA(輸入盤)
電力ターミナルの攻防 U2 Where the Streets Have No Name THE JOSHUA TREE ISLAND
10 おばあちゃんとクリコ Louis Armstrong What A Wonderful World What A Wonderful world MCA VICTOR
11 別れと再会 Peter Buffett Place Called Home LOST FRONTIER NARADA(輸入盤)

解説/選曲担当・加藤昌史
 もう、まさに「満を持しての再演」という言葉がこれほどにあう公演は、この
『銀河旋律』『広くてすてきな宇宙じゃないか』2本立てに尽きるような気がしま
す。何しろ、僕らが上演しないでいた間に、日本中のアマチュア劇団や大学、
高校の演劇部の人たちなど数百団体の方々がこの2作品上演してきて下
さっていて、本家のキャラメルボックスの『銀河旋律』『広くてすてきな宇宙じ
ゃないか』は1992に上演されたまま封印されてしまってきていたわけです。

 聞くところによると、こうしてキャラメルボックスが曲目リストを発表して
いるせいか、全く同じ曲を使ってやっているところもあるらしいんですね

 そう言うこともあって、「せっかく本家が再演するなら、全面的に変えてし
まえ」という気持ちもあったのですが、稽古をすすめていく中で、特にこの『広く
てすてきな宇宙じゃないか』では、一つ一つの曲が役者の演技と一体化している
ということに気付きました。そしてまた、『銀河旋律』に比べて「気負い」がな
いっていうか、90年、92年の上演の時点でかなりリラックスして作られていた作
品なんだな、というのにも気付きました。

 なので、オープニングのルイ・アームストロングの名曲『What A Wonderful
World』を残したい、と思ったとたんに、他の曲達も次々と残留が決定。これほど
初期に創った芝居で「はずせない曲」ばかり使われているというのも珍しいです。

 92年当時に、とってもお気に入りで使っていたニューエイジミュージックのレ
ーベル「NARADA」の曲も。3曲そのまんま残り、懐かしいやらうれしいやら、
あたかも7年前の曲に「おかえりなさい」っていわれてるかのような不思議な
感覚を味わいました。

 結局変更になったのは、ヒジカタが東京中を停電にする、と決意するところの
曲のみ。ここは、実は台本が変更になったこともあったので、最初から曲も変更
しなければならなかったわけですけど。

 ほんとに、『広くてすてきな宇宙じゃないか』は不思議な芝居です。自分たち
で作った作品なのに、「帰ってくるところ」っていう感じ。どんなにベテランの
劇団になっても、どんなにオトナな作品をやる劇団になっても、この作品がやれ
る集団でありたいな、と実感しました。
[1999.3.2.Masafumi Katoh]

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