2000年Spring Tour
『MIRAGE』使用曲目リスト
選曲担当ヲプロデューサー加藤昌史
All Songs by SCUDELIA ELECTRO
※「***mirage mix」とある楽曲は、今公演用に新たに吉澤瑛師氏が演奏
もしくは寺田康彦氏がミックスし直したニューバージョンです
曲順 シーンイメージ 曲名 収録アルバム
1 優子の葬儀 YOUR LIFE/撃墜王の孤独 traek
2
YOUR LIFE (Piano) ***mirage mix
3 『ミラージュ』を描く My Pray FLAMINGO
4 新庄先生の卒業式の言葉 静かの海(***mirage mix) FLAMINGO
5 授業をしよう 優子のテーマ (ミラージュ ピアノバージョンa) ***mirage mix
6 新庄先生の授業 レインボー traek
7 香水の壜 Armorless WINE,CHICKEN&MUSIC
8 優子との出会い 優子のテーマ (ミラージュ ピアノバージョンb) ***mirage mix
9 テストのボイコット Carry On WINE,CHICKEN&MUSIC
10 優子 優子のテーマ (ミラージュ ピアノバージョンc) ***mirage mix
11 あと半分! BETTER DAYS (SINGLE EDIT) BETTER DAYS
12 鶴岡の言葉 楽園 traek
13 山形の気持ち Armorless WINE,CHICKEN&MUSIC
14 小壜を捜せ DAY AFTER TOMORROW (***mirage mix) ULTRA SONIC
15 たまきの思い 霧雨 FLAMINGO
16 真澄の思い 静かの海(***mirage mix) FLAMINGO
17 優子との別れ 優子のテーマ (ミラージュ ピアノバージョンd) ***mirage mix
18 『ミラージュ』のラストシーン ミラージュ traek

「スクーデリア・エレクトロ」。
 この名前を前もってご存じだった方はいったいどのくらいいらっしゃるのでしょうか。もちろん、キャラメルボックスの公演を何年も見て下さっている方々は「ああ『さよならノーチラス号』の」とか「あぁ、スパイラルライフにいた石田さんの」とか、気付いていただけましたかも知れませんが、とにかく、こんなに良い曲をいっぱい作っていて、キャラメルボックスに2本も芝居を作らせてくれちゃうミュージシャンは世の中にそうそうはいません。是非、これを機会に彼等のCDを買って聴いてみて下さい。ちなみに、SCUDELIA ELECTROはアルバムを四枚出しているのですが、最初の2枚が出たところで『さよならノーチラス号』、次の2枚が出たところで『MIRAGE』、と、もうキャラメルボックスはSCUDELIA ELECTROとともにある、といっても過言ではない状況です!!どんどん新譜をだしてがんばってほしいと思いますっ!!
 さて、芝居の方の『MIRAGE』。
 今回の劇中使用曲は、基本的に過去に発表されたスクーデリア・エレクトロのCDの中に入っている曲で、なおかつ『さよならノーチラス号』で使っていない曲、ということでやってみました。なのですが、実は今回はキーボードの吉澤瑛師さんに尽力していただいて、数曲アレンジし直しでアコースティック系の曲にしてもらったり、ミックスの寺田さんにバージョン違いを作っていただいたり、という作業を若干していただいてしまいました。ちなみに、作曲・ギター・hぉーかるの石田小吉さんはスピッツのプロデュースをしていてスケジュールがあわず、ムチャをお願いできずに残念でした……(?)。
 で、その中で、新庄先生の亡くなった奥さん「優子」のテーマとして作っていただいたのが、テーマソング「ミラージュ」のピアノ版。稽古の段階から吉澤さんは稽古場にいらして、何度も何度も作り直し手、結局最もシンプルな形になってしまった、という感じです。だから、実はものすごくたくさんのバージョンがあるんですよほんとは。
 そして、アルバム『フラミンゴ』のラストを飾っている曲『静かの海』。これも、じつは吉澤さんの引きおろしのニューミックスです。アルバムでは石田さんが弾いていたらしいのですが、今回はちょっと長めにお願いしますということで、こうなりました。
 そして、あといじってもらったのはオープニングの『YOUR LIFE/撃墜王の孤独』。芝居にあわせて、最後の方に静かな部分を付け加えていただきました。それと、もう一曲、ものすごいマイナーチェンジのミックスし直しがあったんですが……気づいた方はすごいスクーデリアマニアですよ……。
 で。
 スクーデリア・エレクトロの楽曲のカッコよさは、なんといっても疾走するPOPな味わいの凝りに凝ったロックンロール。今回の『MIRAGE』というお芝居は当初、「女の子たちの活劇」なんて言ってたんで、もっともおっとスクーデリア・エレクトロのそのあたりの曲が(『MOON BASE』とか)をガンガンかけられる、とウキウキしていたのですけれど、台本があがってくるにしたがって、「おいおい、静じゃないの、この芝居」となっていって、どうなることかと思いましたが、やっぱりそれはそれ、合ってしまうものですね。
 スクーデリア・エレクトロの石田さんとの出合いは、もう7年前まで遡ります。『アローン・アゲイン』というお芝居をやったときに、彼が前にいたスパイラルライフの楽曲で全曲やらさせていただいたのがきっかけです。それから、ちょこちょことおつきあいがあったりなかったりしてますけど、それにしても長いことキャラメルボックスのハートを掴んで話さない人です……。これからも、ガンガンこんなカッコイイ曲の数々を作ってほしいですよー。ヒトのプロデュースなんかやってないで……!!(いや、スピッツも、ラブラブストローもかっこいいんですけどね)。
 というわけで、今回の「吉澤さん弾きおろしバージョン」をCDで欲しい、という御意見が500人を超えたらなんとか考えたいと思いますんで、どしどし御要望をお寄せくださいませっ!!(ほんとかっ?!)     [2000.3.13. Masafumi Katoh]

★この作品のサウンドトラックは、「CARAMELBOX SOUNDBOOK ORANGE」として発売されています。

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